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すけっち
通信No.1(2006.1)より
美術という仕事は、ともすれば憂鬱になってしまうものである。そこで気分転換と言えば、酒である。

酒と言えば、諸先輩たちの酒にまつわるネタはつきない。地方ロケでロケ先から飲みすぎて、間違えて東京の自宅にタクシーで帰ってしまった、強者の先輩もいる。ましてや交番で説教されることなど、よくある話である。大酒のみはあまり迷惑をかけない、ただの酒好きである。しかし、酒癖が悪いと言う人たちにはほとほと参ってしまう。特に、地方ロケと言えば撮影も大変だが、やはり羽を伸ばしたいものである。そこで運の悪いことに酒癖の悪いと言う評判の先輩と作品を共にする事になれば、若い助手にしてみれば一大事である。酒の相手をさせられ、長々と御説教を聞かせられるのである。
眠い目を擦りながら付き合わされるのであるから、次の日の仕事も辛くなる。こんな事も仕事なのかと、思ったりするのである。総じて酒癖の悪いと評判の人は、酒を飲まなければイイ人(?)なのである。後輩の面倒見もよく、仕事にも厳しく接する、しかしながら、ただただその豹変ぶりに驚かされるのである。

折角の地方ロケである、そうそう先輩の愚行のにお付き合いは、いられないとは思いつつ、そんなことは先輩には、当然言えないものである。しかし、こんなお付き合いも回を重ねるうちに、先輩後輩の親睦の場となってゆくのである。酒の力であろうか?昨今、なかなか仕事もいろいろな要素から、よりハードになってきて、地方ロケでも忙しすぎて酒を飲んでる暇さえない様な状況が増えてきた様な気がする、寂しい限りである。酒を飲んだりする事でしか、なかなか親睦がはかれないと思うのは不器用なのかもしれないが、若い世代の人たちにも、この愚かな行為を継承していただきたいものである。そしてそれが多少でも仕事の活力になればと思うのは、私だけなのであろうか?制作サイドにも、せめて、酒が飲める余裕のある、スケジュールにしてもらいたいと願うのである。

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